趣味を仕事にするためのブログ

僕が「好きな事をした方が良い」と人に言い続ける理由

個人でマーケティングなんて要らない!好きな事だけで生きる理由。

 
  2017/12/20
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

個人でマーケティングなんて要らない

自分の周りでもフリーランスや起業をする方が年々増えてきた。

従来の働き方
みんな会社で働いて自分のスキルを磨いた後に、その能力と仕事や人脈を使って仕事をしている人が多い。会社に所属していた頃の延長線上で活躍している場合がほとんどだ。この考え方は従来の個人で生きるやり方である。

新しい働き方
それに対してここ最近、インターネットの発達やSNSが一般化した事で個人が注目されたり、有名人になったりする事例が多くある。今まで仕事ではない事も需要があれば仕事になるということだ。これが新しい個人の生き方と言える。

自分もそうやって好きな事で生きる事には大賛成で、自分が思いついた新たなサービスや、自分が発想した商品を作って販売したり、自分だけの仕事で生きていくのは夢のある事だけれど、個人で趣味や好きな事を仕事にする場合に、僕はマーケティングを重視する事に疑問を持っている。

意味がないからだ。



ところでマーケティングって?

マーケティングって一般的に認知されている言葉だが、具体的にどんなものかハッキリ理解している人は意外と少ないと思う。商品やジャンルの市場の動向だったり、その数字を調べることだったり、競合商品をリサーチすることだったり、どこで売るかという戦略だったり、商品やサービスを売る時の下準備のほぼ全てということも言える。どれも正解な便利な言葉なのです。

マーケティング

経済
商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。
 「―リサーチ」(市場調査)▷ marketing

そんな言葉だからマーケティングを熟知している人間ならともかく、個人で何か始めようとした場合、マーケティング自体もよく理解していないと、薄っぺらいマーケティングをしてしまうことだろう。勘違いのマーケティングで得た情報が後の大失敗につながると思う。

好きだから詳しい

一概にマーケティングといっても色々あるわけだが、基本的にその対象のことを知らないから必要なのであって、好きで熟知している人と、よく分かっていないけどマーケティング活動で理解した人では、好きで知った人の方が感覚的にも理解出来ているし、常に最新の情報を自ら得ている。好きな事は常に仕事の準備が出来ている状態だとも言える。

マーケティングの穴

例えば写真のチェアはよく売れる人気のデザインなのですが、なぜ売れているかというポイントからリサーチしてみると、「デザイン」「色」「素材」「製造コスト」「出荷量」などの調査が行われ、それを判断材料にして自社商品を作る時や、商品を買いつける時の参考にします。

だが、上記ような数値上の情報を頼りに、このチェアよりもコスパ良いものを作ろう、同じ条件で安いものセレクトしようとしてしまうと大失敗をすることになる。なぜかと言うと、このチェアがインテリアが好きな人達の中でどんな存在かという情緒的な部分まで掴めていないからだ。
見た目や利便性だけではなく、このチェアがインテリアではどんな存在か?背景にあるストーリーにも大きなブランド力が備わっている。興味がない人だとあまりピンとこない事だけど。

確かにオシャレでかっこいい。ただそれだけではないイームズ。

組織ならばマーケティング担当者がいるので(いない場合もある)成立しているが、個人となると得意なものは限られているので企業と同じような働き方はできない。何かに特化した戦略を取るしかないのである。

ではどうすれば良いか?
答えは簡単。好きなことに専念すれば良いだけ。

「好き」こそ最高のマーケティング

マーケティングが必要な仕事は「手間」や「能力」が必要になるというわけ。個人で何か始めようと思った時、儲かるからと言ってあまり興味ない事をしようとするのはとても効率が悪いという事がわかる。逆を言うと、好きな事って最高のマーケティングしているようなものなのだ。
自分の好きな事はインテリアなんだけど、何となく興味あるくらいの人と比較したら把握している事が全く違うと思う。例えば、古い物は大体の年代や、デザインを見て国やデザイナーが分かったりもする。余程珍しいものでない限りは家具自体の相場もある程度把握しているから良い物を見つけて安く販売出来たり、世の中にある何千何万とある様々な商品の中から良い物だけを集める事だって可能だ。
特にマーケティングなんかしていない。

ただ好きなだけ。

これが好きな事を仕事にする理由!

まとめ

そもそもマーケティングが必要なのはマスマーケット(一般層)に向けたような商品やサービスでデータが必要な場合にやれば良いと思う。個人で一般層に向けた商品というのは資金や生産力の勝負になってくる。例えばアパレルブランドを始めようとした場合、品質と価格バランスでユニクロには100%絶対に敵わない。それは圧倒的な「生産量」の違いがあるからだ。ユニクロはマスマーケットへ向けた商品を作っている。個人で勝負するなら必ず少数へ向けたデザインでの付加価値の勝負になってくる。(だからアパレルは難しい)少数へ向けるというのは「ニッチ戦略を取る」という選択になる。そうなったらマーケティング云々よりも自分の好きな事をすればいいという話なのである。

僕のインテリアを安価に再現できるコンセプトショップ「Renovelife The STORE」は着々と完成に近づいている。これは完全に好きなこと。

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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

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