個人でマーケティングなんて要らない!好きな事だけで生きる理由。
個人でマーケティングなんて要らない
従来の働き方
みんな会社で働いて自分のスキルを磨いた後に、その能力と仕事や人脈を使って仕事をしている人が多い。会社に所属していた頃の延長線上で活躍している場合がほとんどだ。この考え方は従来の個人で生きるやり方である。
新しい働き方
それに対してここ最近、インターネットの発達やSNSが一般化した事で個人が注目されたり、有名人になったりする事例が多くある。今まで仕事ではない事も需要があれば仕事になるということだ。これが新しい個人の生き方と言える。
自分もそうやって好きな事で生きる事には大賛成で、自分が思いついた新たなサービスや、自分が発想した商品を作って販売したり、自分だけの仕事で生きていくのは夢のある事だけれど、個人で趣味や好きな事を仕事にする場合に、僕はマーケティングを重視する事に疑問を持っている。
意味がないからだ。
ところでマーケティングって?
マーケティングって一般的に認知されている言葉だが、具体的にどんなものかハッキリ理解している人は意外と少ないと思う。商品やジャンルの市場の動向だったり、その数字を調べることだったり、競合商品をリサーチすることだったり、どこで売るかという戦略だったり、商品やサービスを売る時の下準備のほぼ全てということも言える。どれも正解な便利な言葉なのです。
マーケティング
経済
商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。
「―リサーチ」(市場調査)▷ marketing
好きだから詳しい
詳しくは以前ご紹介した記事「なぜ革新的なのか?イームズは1950年代の時代を象徴している!」より。
確かにオシャレでかっこいい。ただそれだけではないイームズ。 |
組織ならばマーケティング担当者がいるので(いない場合もある)成立しているが、個人となると得意なものは限られているので企業と同じような働き方はできない。何かに特化した戦略を取るしかないのである。
ではどうすれば良いか?
答えは簡単。好きなことに専念すれば良いだけ。
「好き」こそ最高のマーケティング
まとめ
そもそもマーケティングが必要なのはマスマーケット(一般層)に向けたような商品やサービスでデータが必要な場合にやれば良いと思う。個人で一般層に向けた商品というのは資金や生産力の勝負になってくる。例えばアパレルブランドを始めようとした場合、品質と価格バランスでユニクロには100%絶対に敵わない。それは圧倒的な「生産量」の違いがあるからだ。ユニクロはマスマーケットへ向けた商品を作っている。個人で勝負するなら必ず少数へ向けたデザインでの付加価値の勝負になってくる。(だからアパレルは難しい)少数へ向けるというのは「ニッチ戦略を取る」という選択になる。そうなったらマーケティング云々よりも自分の好きな事をすればいいという話なのである。
僕のインテリアを安価に再現できるコンセプトショップ「Renovelife The STORE」は着々と完成に近づいている。これは完全に好きなこと。