【体験談】売れる貸せる資産価値の高いリノベーションの作り方!
こんにちは、ぼくは2015年リノべる。でリノベーションしましたが、この度、自宅を売却することになり、株式会社ツクルバのカウカモに掲載して頂き即売却できました。
掲載から購入者が見つかるまで1~2週間とすごい速さでした。
実はこれには理由があります。
今回の記事では、これからリノベーションをしようと考えている方へ向けて、中古マンションの選び方から、資産価値が高くなるためのリノベーションのテクニックを公開したいと思います。メリットデメリット、リノベーション会社選びも合わせて説明させて頂きたいと思います。
もくじ
リノベーション会社選びは候補を決める
ぼくはリノべるさんを選びましたが、いきなり選んだわけではなく、いくつかのリノベーション会社の評判や各社の資料を取り寄せて候補を立てるところから決めました。
リノベーション会社は数多くあります。
パッと思い浮かぶリノベーション会社でもこんなにたくさんありますが、一概に「どれが良い」というのはなく、それぞれ個性があるので自分のセンスにあったリノベーション会社を選ばなくてはいけません。
参考記事:【リノべるってどうなの?】リノベーションしてみて3年経ったから言える事
「無料」部分をしっかり試す
個性があると言ってもどんな個性があるか分からないと思います。
では、どうすればいいか?
各社ともお客さんに申し込んで欲しいわけなので、まずは気軽に相談してもらおうと無料で色々用意しています。
ショールームを構えてセミナーを開催したり、資料請求が出来たり、サイトで事例や物件を見せたり、料金シミュレータなどを色々用意しています。
これらは全て無料です。利用しない手はありません。
ですが、1つ頭に入れておくべきは、お客さんをその気にさせる販売促進活動の一環になりますので、いきなり営業担当者と接触するのは避けたほうが良いです。
なぜかと言うと、営業職は個人の力量で成績が大きく異なるからです。いきなりだと営業マンの話術や印象の影響が大きく、フラットな目で比較しづらいというわけです。
経験者としてまず最初にオススメするのは、無料の資料請求です。
理由は、各社の売り(専門性)が思い切り反映されているからです。例えば、オシャレな空間デザインを得意としていればそれを打ち出しますし、会社の方針でファミリーをターゲットににしていれば主婦や子供も喜ぶところを抑えてくれているはずです。
というわけで、会社を知るにはまず無料の資料請求をして3社ほどまで絞るという作業から始めます。
それから、営業に相談するなりセミナーに参加するなりって流れですね!
ちなみにぼくが候補にしたリノベーション会社3社はこちら
リノべる。
リノべる。は無料の資料にも関わらず、かなりこだわって作っている印象。事例に関しては具体的な費用が掲載されているので、とても参考になる。自社のことばかりではなくリノベーション自体を専門誌級の説明がされているので、タダでもらえるクオリティを超えていると思う。リノべるを利用した方のお話も聞きましたが評判も上々。
無料資料請求はこちら→リノベーション向きの物件探しなら。リノべる。
ロハススタジオ
LOHASstudioの資料は冊子の種類が多い。デザインの説明のものや、リフォームの説明のものも色々あるので、リノベーション以外も検討の余地がある方にはオススメ。リノベーションの事例では600万円台とか1000万円台というようにある程度の予算感が分かる。ショールームもナチュラルテイストでオシャレな感じでした。
無料資料請求はこちら→家こそデザインと性能にこだわる。リノベーションならLOHASstudio
ひかリノベ
ひかリノベは3種類の資料が入っていました。リノベーションの実例ではbefore/Afterで詳しく掲載している。資料自体もA4サイズなので他社よりも紙面が大きく見やすい。インテリアテイストとしては清潔感だったり高級感があるイメージ。
無料資料請求はこちら→リノベーションならひかリノベ 中古物件を理想の空間に
「貸せる」と「売れる」物件探し
リノベーションを失敗しないために購入前に考えていた事が貸せると売れることです。
35年ローンをする方が多いかと思いますが、家庭の事情で35年先もずっと同じ場所に住まない可能性もあると思います。
売りたくても売れない、貸したくても貸せない、よくあるリノベーションで後悔するパターンが3つほどありますのでご覧下さい。
- 予算オーバー
- 立地条件が悪い
- 狭すぎるor広すぎる
これからリノベーションを検討しているあなたのために、なぜこれが後悔するかの理由を説明しておきたいと思います。
予算オーバー
費用は会社にもよりますが、まともにリノベーションするなら50㎡で〜1000万円、80㎡で~1300くらいが費用の目安かなと思います。
この予算を大きく(120%以上)オーバーすると費用のかけ過ぎだと思われます。理由はリノベーションは土地と違って売却したい場合に査定に入りづらいので後でリスクになる可能性があり、売る時や貸す時に不利になることがあります。
立地条件が悪い
売買時の不動産の査定には、築年数、構造(木造、RCなど)、交通の便、採光など複数の基準があります。
賃貸の場合は借りる人の立場になると分かりやすいですが交通の便と採光が重要になってきます。
購入の際には自宅が駅から多少離れていても本人が良ければ良いと思いますが賃貸物件としては人気がありませんのでご注意を。
狭すぎるor広すぎる
特に自宅を賃貸にする際に大事なのがちょうどいい広さです。1~2人暮らしには広すぎるし予算オーバー、ファミリー向けには部屋が足りない割に割高感があるので中途半端な広さは選ばれづらいのです。
1〜2人暮らしで40~50㎡程度、ファミリー層には65〜80㎡程度がとても人気で売れやすいです。
少し注意しなければいけない事はリノベーション費用の平米単価です。どんな物件でもキッチン、お風呂、トイレ、玄関などはほぼ同じ費用がかかるので、規模の小さいリノベーションほどリノベーション費用が割高になります。
つまり、マンション代とリノベーション代を合わせた費用のリノベーション代の割合が高くなってしまうので、そのぶん査定の時に不利になるということです。
リノベーションにはテーマを作る
不動産売却は多くの人に良い印象を持たれたとしても最終的に購入できるのは1名です。さらに、大変高額な買い物ですので購入する強い動機が必要です。
バランスよくリノベーションをした中古物件には「なかなかいい感じだなあ」とは思われるかもしれませんが強い魅力がないので安価で手放すことになりがちです。「こんなところに住みたかったんだ!」というような1人が強烈に気に入るテーマを作ることで売却時に有利になるケースがあります。
例えば、僕の自宅ならヨーロッパの本物のアンティークを取り入れたリノベーションで唯一無二の空間を作りました。アンティークのインテリアが好きな人ならとても気に入ってくれると思います。
このようにテーマを決めて作り、雰囲気が良いねと言われる程度ではなく、好き嫌いの好みはあったとしても一部の人にスゴいインテリアだねと言われるくらいのほうが売りやすいのです。
経験上、万人受けする事よりも1名に深く心に突き刺さることが大事だと思います。(この意味でもリノベーション会社選びは大切です)
5、全部こだわらないメリハリ
上記で説明したテーマに沿って全てこだわって作ると簡単に予算オーバーしてしまいます。
僕が実現するためにやった事は、メインはしっかりこだわり、それ以外は安価に済ませるというやり方です。
リビング、キッチン、収納にはこだわりましたが、トイレやお風呂など自分が普通でも良いと思う場所は安価に済ませました。リノベーションは贅沢を言えばキリがないので、こだわりすぎないメリハリがポイントになります。
買うときは信用、売るときはカウカモへ相談
リノベーションの会社選びはデザインや費用面意外にも信用を意識することも大事です。
実績や評判の良い会社を選ぶとしっかりした施工をしているという安心感もありますし、業界の信用があるので売るときにも有利に働くことがあります。
信用できたリノベーション会社
僕は色々調べた結果、リノベーション会社選びの時に候補にした会社は下記の3社です。
リノべる。
→リノベーション専門、件数業界No.1の実績(2000件以上)。他にも独自の不動産ネットワークがあります。一般的に物件購入すると物件価格の6%の仲介手数料が発生しますが、リノベるでは取っていないため不動産業者から良い物件をどんどん紹介してくれるという仕組みがある。リノベーション専門だけあって認知度も高く業界内での評判も良いようです。
LOHAS studio
→こちらも無料の資料請求をしましたが、リノベーションだけではなくリフォームなど冊子の種類が色々あり分かりやすい。ショールームが郊外にも多く構えていますので、そこで開催されるイベントやワークショップなども魅力的な会社です。資料請求で興味を持った方が次のステップをしっかり用意している親切な印象でした。「家こそデザインと性能にこだわる。リノベーションならLOHASstudio」というキャッチフレーズもあるようにデザインと用途の両立を考えられているようです。
ひかリノベ
→シンプルで清潔感のあるナチュラルテイストが人気。主に30〜40代ファミリー向けに強い会社で取っつきやすい。宅建業(不動産業)がベースになっているらしく物件探しからリノベーションまでを1社で完結できるので途中経過が分かりやすいのが安心できると思います。キッチンやトイレなどの水回りについては10年間の補償があるようです。このようなアフターサービスの手厚さもひかリノベの評判が良い理由かもしれません。
他にもデザインが気に入った会社や、低予算でもリノベーション可能だった会社もありましたが、実績が少なかったり保証面に不安があったため候補から外しました。
僕はリノべるでお願いしましたが、先日売る時には「リノべるさんがやった物件ですね」という話の流れでとても売却がスムーズでした。安いからといって微妙な会社で行なっていたら反応も違っていたかと思います。
リノベーション好きに向けて売る
売る時に気をつけるべき事は、購入する可能性が高い人が集まっている場所に掲載される事です。スーモやホームズのような万人向けのサイトに掲載されるよりも、リノベーション物件を購入したいという人に知られる事が重要になります。
僕が売却の仲介として選んだのはリノベ済み物件や中古リノベ物件を専門的に扱うカウカモさんでした。掲載された日に内見が7件も来て、10日程度で購入希望者が3~4名現れ、その後正式に売れたのです。
その時記載された記事がこちら。
カウカモさんの記事では自宅の魅力を詳細にレビューしていただきました。リノベーション住宅販売の専門家ならではだと思いませんか?
結果として、作るときは作る専門の会社に、売るときは売る専門の会社にお願いすることで売却がスムーズだったわけです。
※カウカモさんのサイトに掲載される事は効果的ですが、どんな物件も掲載される訳ではないので要注意。
買い方と売り方のまとめ
リノベーションは興味がある人だけの趣味ですし娯楽のようなもので、住めれば何でも良いという人にはただのコストでしかありません。ですが、自分の心地いい空間で過ごすことで生活が豊かになるために必要だという人も多くいらっしゃいます。
自分と同じように価値を認めた1人があなたの自宅を借りたくなるし、あなたの自宅を欲しいと思ってくれるのです。
リノベーションは、しっかりした準備と想像力でとてつもない価値を生みます。実際ぼくは購入時よりも高く売れています。言い換えると住んだ4年間は家賃ゼロ円で住んでいたことになります。
僕がリノベーションに興味ある人からの相談を受けて必ず言っている事は、「まずは気になるリノベーション会社の無料資料請求をしましょう!」です。これが初めの一歩です。
今回ご紹介したオススメリノベーション会社3選
僕がリノベーションを行なうにあたり、たくさんの会社を調べ実際に資料請求をしたりセミナーに参加した結果、デザイン、アフターフォロー、コストパフォーマンス、信用度など総合的に見て自信を持ってお勧めできる会社が「リノべる。」「LOHAS studio」「ひかリノベ」の3社です。
それぞれに特徴がありますので比較検討するのがオススメです。もちろんこの他にも自分に合った会社もあるかと思いますが、この3社は確実に抑えても損はないでしょう。