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インテリア撮影のレンズ選びのコツと、今すぐできる撮影テクニック!

 
  2017/08/14
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

インテリアの写真を1ヶ月200枚以上撮影して1年2ヶ月が経とうとしています。2500枚以上撮影してきて分かったことがあります。

インテリアを撮影には2通りのパターンがある。
「目的のある写真」か「そうでない写真」か
このどちらかだ!

インテリアには「引き」「寄り」2パターンの撮影方法があります。インスタグラムなどのSNSでいいねやフォロワーが思うように増えていない場合、この「引き」と「寄り」を上手く使えていない事がとても多いのです。

「引き」の目的とは

引きというのはインテリア全体を写す事。いかにインテリアの雰囲気を伝える写真が取れるか?が目的になります。部屋が広い場合は撮影もしやすいのですが、一般的なお宅ではわざわざそのようなスペースを作る事は無いので、少し広角なレンズを使用するとより全体的に見えて部屋の雰囲気も伝わりやすい写真を撮る事が可能になります。

広角レンズってどんなもの?

例えば下の2枚の写真を見比べて見てください。

標準的なレンズで撮影してみた場合はこのようにダイニングは取れていますが、部屋全体を把握することが出来ません。これではインテリアを見るというよりは家具を紹介しているように受け取られてしまいます。

続いては広角レンズを使用して撮影してみた場合。撮影した場所は全く一緒です。比較してみると印象が全く異なる事が分かります。手前に絨毯がある事、窓が3面ある事、壁に剥製が飾られている事など部屋全体を把握できる写真を撮る事が出来ました。
もちろん好みはあるかと思いますが、インテリアの「引き」の写真を撮る目的はどんな部屋か見れる事ですので、その場合には広角レンズが重要になってくるわけです。

オススメの広角レンズ機材をご紹介

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「寄り」の目的とは

寄りの写真を撮る事はアイテムにフォーカスする場合になります。見せたいアイテムを引き立たせるのが目的になります。こちらは標準的なレンズで撮影する事が可能です。機材的にはスマホでも撮影する事も出来ますが、寄りの写真を撮る場合には簡単ですがテクニックが必要になってきます。

撮影のテクニックとは?

ここでは難しい知識は置いておいて、誰でもすぐに出来る簡単なやり方で説明することにします。言葉では分かりにくいので画像で説明してみましょう。

こちら室内の観葉植物の写真。

こちらはコーヒーの調理器具の写真。

この上の写真をご覧になって如何でしょうか?何となくいい感じの写真のような気もしますが、この2つの写真には寄りでアイテムを良い感じに撮影するという目的だとしたら良いのですが、インテリアの寄り写真という目的としては間違った失敗写真なのです。なぜ、これが失敗かというとインテリアではないからです。

寄りのポイントは背景にあり!

アイテムの写真を撮影すると見落としがちなのですが、あくまでインテリア写真を撮っているという事です。被写体と合わせてインテリアを感じさせる1枚を撮る事がインテリアの良い寄り写真という事になります。

こちらの写真はテーブルの上のスピーカー(アイテム)をメインにしています。

観葉植物(アイテム)にフォーカスして撮影しています。

お分かりになりましたか?
このように、アイテムを撮っているものの「部屋を感じさせる背景」を組み合わせて撮影することで、寄りのインテリア写真を作る事ができます。こちらは特別な機材も必要なく意識的に撮り方を変えるだけでレベルアップすることが出来るので、今まで目的のない写真を撮っていた方にはオススメのテクニックです。

他にもサンプル撮影してみたので、ご覧頂きたいと思います。

手前にピントを合わせる方法

手前のジュースにピントを合わせ、後ろのイスをボカし、その背景を更にボカすことでメインにより目がいく。ポイントはメインに近づく事。

多肉植物の背景が広々とした空間を感じさせる。

手前をボカして奥のアイテムに注目させる方法

赤いイスを画角の中央に置く事でメインなのがより際立つ。

キッチンをメインに。手前に写る照明やドライフラワーが空間を感じさせてくれる。

手前の物をボカす事でメインアイテムがより綺麗に見えるでしょう。

如何でしたでしょうか?
今回は簡単にできるインテリア撮影というテーマで事例をいっぱい撮影してみました。

まとめ

インテリア撮影は目的をハッキリさせて「引き」と「寄り」の撮影の仕方を習得することで、SNSでの「いいね」を増やし、「フォロワー」を飽きさせないバリエーションを作る事が出来ます。「引き」では広角レンズを駆使してインテリア全体の雰囲気を見せて、「寄り」はアイテムと背景を意識した簡単なテクニックを使うということです。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると必ず楽しくなります。

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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

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