インテリア撮影のレンズ選びのコツと、今すぐできる撮影テクニック!
インテリアの写真を1ヶ月200枚以上撮影して1年2ヶ月が経とうとしています。2500枚以上撮影してきて分かったことがあります。
インテリア撮影の大事な大事な2パターン
「引き」の目的とは
広角レンズってどんなもの?
例えば下の2枚の写真を見比べて見てください。
オススメの広角レンズ機材をご紹介
一眼レフを持っていない人へオススメ
スマホグッズでは有名なAUKEYの広角レンズ。広角レンズに加え、更に広角な魚眼レンズ、細かい物を撮る事が出来るマクロレンズのセット。インテリアを撮影するには便利なアイテム。類似品の安物があるので用注意!
APS-C一眼レフを持っている人にオススメ
ズーム機能がついてるAPS-C用広角レンズ。インテリア以外に風景や集合写真など撮影する場合にも大活躍のレンズ。ズーム機能が付いているのでトイレやウォークインクローゼット、玄関などもコレ1個で自宅の広々撮影が可能になります!用途はインテリア、旅行など。Nikon用も出ているので持っているメーカーを確認して購入しましょう!
Nikonのフルサイズ一眼レフならコレ
Renovelifeが使っているレンズがコレ!Nikon使っている人の憧れナノクリスタルコートの単焦点広角レンズ。ちょっと高いけど撮影が楽しくなる一生モノの資産レンズ。
「寄り」の目的とは
寄りの写真を撮る事はアイテムにフォーカスする場合になります。見せたいアイテムを引き立たせるのが目的になります。こちらは標準的なレンズで撮影する事が可能です。機材的にはスマホでも撮影する事も出来ますが、寄りの写真を撮る場合には簡単ですがテクニックが必要になってきます。
撮影のテクニックとは?
ここでは難しい知識は置いておいて、誰でもすぐに出来る簡単なやり方で説明することにします。言葉では分かりにくいので画像で説明してみましょう。
こちら室内の観葉植物の写真。
こちらはコーヒーの調理器具の写真。
この上の写真をご覧になって如何でしょうか?何となくいい感じの写真のような気もしますが、この2つの写真には寄りでアイテムを良い感じに撮影するという目的だとしたら良いのですが、インテリアの寄り写真という目的としては間違った失敗写真なのです。なぜ、これが失敗かというとインテリアではないからです。
寄りのポイントは背景にあり!
アイテムの写真を撮影すると見落としがちなのですが、あくまでインテリア写真を撮っているという事です。被写体と合わせてインテリアを感じさせる1枚を撮る事がインテリアの良い寄り写真という事になります。
こちらの写真はテーブルの上のスピーカー(アイテム)をメインにしています。
観葉植物(アイテム)にフォーカスして撮影しています。
お分かりになりましたか?
このように、アイテムを撮っているものの「部屋を感じさせる背景」を組み合わせて撮影することで、寄りのインテリア写真を作る事ができます。こちらは特別な機材も必要なく意識的に撮り方を変えるだけでレベルアップすることが出来るので、今まで目的のない写真を撮っていた方にはオススメのテクニックです。
他にもサンプル撮影してみたので、ご覧頂きたいと思います。
手前にピントを合わせる方法
手前のジュースにピントを合わせ、後ろのイスをボカし、その背景を更にボカすことでメインにより目がいく。ポイントはメインに近づく事。
多肉植物の背景が広々とした空間を感じさせる。
手前をボカして奥のアイテムに注目させる方法
赤いイスを画角の中央に置く事でメインなのがより際立つ。
キッチンをメインに。手前に写る照明やドライフラワーが空間を感じさせてくれる。
手前の物をボカす事でメインアイテムがより綺麗に見えるでしょう。
如何でしたでしょうか?
今回は簡単にできるインテリア撮影というテーマで事例をいっぱい撮影してみました。
まとめ
インテリア撮影は目的をハッキリさせて「引き」と「寄り」の撮影の仕方を習得することで、SNSでの「いいね」を増やし、「フォロワー」を飽きさせないバリエーションを作る事が出来ます。「引き」では広角レンズを駆使してインテリア全体の雰囲気を見せて、「寄り」はアイテムと背景を意識した簡単なテクニックを使うということです。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると必ず楽しくなります。