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なぜ革新的なのか?イームズは1950年代の時代を象徴している!

 
  2017/08/14
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

イームズのシェルチェアを取り入れよう

サイドシェルチェア

イームズといえばミッドセンチュリーを代表する「サイドシェルチェア」
イームズの椅子の中で一番出回っているアイテムですね。
現行品の中でオフィシャル(正規品)なのはHermanMiller社のもの。
材質も以前はグラスファイバー製でしたが、現在では技術の進歩によりポリプロピレン製で作られています。
※オリジナルはHermanMiller社で作られ90年代〜2010年までVitra社、2010年〜再びHermanMiller社がオリジナルになっているようです。

シェルチェアの楽しみの一つは組み合わせ
1、シェルの材質
・現行品には無いヴィンテージで風合いのある「FRP製」
・綺麗でマットなディティールの「プラスチック製」

2、ベース(脚)の種類
・エッフェル塔のようなワイヤーの「エッフェル」
・ロッキングチェアに早変わりする「ロッカー」
・ローチェアになる「キャッツクレードル」
・ウッドがオシャレな「ドゥエルレッグ」
・シンプルなメタルの「Hベース」

ベースを購入の場合は良いものがセレクトされているWEBO ONLINEで購入できます。

細かく言うと、これ以外にも背の高いバータイプや座面が回転するものや、微妙に低いHベースなど探したらキリがないほどです。さらに、年代で異なる微妙な素材、カラーバリエーションや刻印など、コレクター心理をくすぐるような多くの種類が存在します。

※オークションなどで見かける「リプロダクト」「ジェネリック」などのものは一応偽物で品質が悪く形も少し違ったりしますので気をつけましょう。

現行品の白シェルにエッフェルベースをつけたナチュラル系。
清潔感のあるインテリアに仕上がっています。
バラバラの種類の椅子のチョイスがセンス◎ですね。

Arm Shell Chair

白シェルとドゥエルの組み合わせですが、肘置きが付いた「アームシェル」
どこか近未来的でボリュームがありオシャレ感があります。

DCM

シェルとは違う素材のプライウッド(合板)とスチールを使用した名作「DCM」
名前はダイニング・チェア・メタルの略。
こちらも当時、合板技術が発達し安定して供給できるウッド素材として大量生産された椅子です。
ブラックの他にレッド、ブラウンなど素材の色が選べます。
男女問わず大人っぽい空間にピッタリのチェアです。


リビングルームとイームズ

リビングルームにアームシェルとロッカーベースの組み合わせは憧れです。

手前から、アームシェルとロッカーベース、LCW(ラウンジ・チェア・ウッド)、サイドシェルとドゥエルレッグと上手くミッドセンチュリーを組み合わせたインテリア。

まとめ

イームズの特徴として挙げられることは「大量生産」というキーワード。
シェルチェアが画期的だったのは1950年代当時全く新しい素材だったFRPというグラスファイバーを使用することで大量生産できる椅子だったからです。1950年代は現代美術の「ポップアート」の時代と重なります。ポップアートのテーマは「大量生産・大量消費社会」。イームズは新素材FRPで家具を大量生産し、ポップアートの代名詞アンディウォーホルはシルクスクリーンを使いアートの大量生産したのは、その時代を表しています。

お気に入りのイームズをリビングに置いて1950年代に思いを馳せるライフスタイルも良いですね。

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