趣味を仕事にするためのブログ

僕が「好きな事をした方が良い」と人に言い続ける理由

活躍できる人材はオリジナリティを出して勝負している人たちだった

 
  2017/12/20
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。
前回、これからの時代には個性が重要なキーワードになると書かせて頂きましたが、今回は実際のところ個性やオリジナリティはどうやって出すのか、どうやって見つけるのかという続きの話。前回の記事「近い将来、「生き残る人」と「淘汰される人」の差を考えてみる。

簡単に言うと個性やオリジナリティがあるという事は他人から見て一般とは違ったように見えている状態です。言い換えれば本人のキャラクターのことです。

強いキャラクターはチャンスが多い

実は、強いキャラクターを持っている人ほど仕事がしやすくチャンスも多い傾向にあります。
なぜかと言うと、相手に自分がどんな人間か、何ができる人間かが予め伝わっているからです。「この人は英語を話せるから相談してみよう」とか「日本酒と言えばあの人だ」とか「車の調子が良くない、元車メーカーの彼に聞こう」と言うようにあの人は○○だというキャラクターを作れているからチャンスが広がりやすいと言うわけです。

強いキャラクターは仕事もしやすい

通常、自分の「能力」を伝えるだけじゃなく、「信用」も得ていないと仕事を取ってくる事は出来ません。しかも、相手が完全主導なので常に上下の関係が出来てしまいます。
それに対して強いキャラクターのある人には、相手はそのキャラクターの能力へ直接的にアクセスしてくるので、関係性はイーブンになり、自分の得意分野を存分に発揮できる仕事をする事が可能なのです。

キャラクターの濃度チェック

初対面の人に「何をやっているんですか?」なんて良くあるシーンですが、自己紹介する時に簡単に説明できるほどキャラクターが強い人です。逆に伝わりづらかったり説明が長かったりすると相手からは何の印象も残らず普通の人変な事言っている人と認識されてしまいます。
強いキャラクターを持っている人には大きく分けると2パターンいるように思います。

1、専門性や認知度があり重要な職業

初対面で「医者です」「弁護士です」「パイロットです」なんて言われたら少し驚いたり、その人に興味を持ったりすると思います。そして「何かあった時はお願いします!」なんて冗談を交わしたりして。そうやって印象に残りあの人は○○だという状態になります。普通の人よりキャラクターが強いと言えます。

2、興味を引く肩書き

より強く印象に残るパターンが何それ気になる!となるような肩書きです。僕が実際聞いて驚いたのが「プロブロガーです」「ニート利酒師です」「ホームレス冒険家です」なんて、こんなの一度聞いたら絶対に忘れないような人達がいました。医者なんかより強烈に印象に残りました

こんな人たちがいたなんて面白いなぁ〜☆

オリジナリティ=キャラクターが作りやすい

専門的に何かに深く詳しい人や、変わった事をやっている人は、オリジナリティが高い人だということが分かります。そういう人が自分を発信すれば一般人よりも簡単に有名になることだって出来ます。
それは世間的に有名になる必要は無く、一部のコミュニティで有名になれば十分で、「DIY業界で有名」や「アプリ内で有名」などでも構いません。自分の専門性を出せる場所で少しでも有名になればチャンスが到来する可能性があります。

結果を残して「レアな存在」になれるか

キャラクターがあると覚えられやすいというのはあるのですが、その生き方を実行するにはレアな存在にならなくてはいけません。キャラクターが強いだけだと、まだ「オリジナリティのあるレアな存在」が完成したと言えません。
肩書きだけで成果が上がっていないと「変な事やっている人」止まりでネタにはなるが成功とは言えないでしょう。仕事にするには需要もある状態を作るということです。いかに人に必要とされているかが重要なわけです。

違いを出すのは簡単、組み合わせだけ

じゃあ実際、自分のオリジナリティの作り方って何だろう?とお思いでしょう。
意外にも答えは簡単でとてもシンプルです。
趣味(パッション)×能力(スキル)×位置(ポジション)

この三点をかけ合わせるだけ。

趣味(パッション)

まず、趣味というのは、文字通り自分の好きな事です。何かするときの原動力になります。これが無いと辛くてしんどい時に踏ん張る事ができません。
例えば僕でいうと「インテリア」です。インテリアに関しては普通の人よりもどうすれば良く見えるかや、どんな家具がどこで売ってるかや、その相場くらいまである程度のことは知っていたりします。楽しい事なので1年間毎日UPしている撮影とSNSや本ブログなど辛いとは全く感じていません。

能力(スキル)

能力は、自分は技術的に何が出来るかというところです。恐らく一般的に企業の中途採用などで求められる部分になります。この部分は単純評価しやすいためか、通常はこの「能力」のことばかり意識して自分の生き方を考えてしまいがちです。
相対的で単純な要素なので、この部分での批判が一番多くあります。実際はオリジナリティの一つの要素でしかありません。僕の場合は「デザイン」「撮影」「ブランディング」「ディレクション」などに当たる部分です。経験値や才能とも近い概念です。

位置(ポジション)

位置はポジションです。いくら素晴らしい能力を持っていたとしても使う場所が悪ければ成果も出せないということになります。同じような能力を持った人達が集まっている場所よりも自分が必要とされているポジションに移動するだけで自分の重要度は上がるというわけです。
以上の3点を上手く掛け合わせるだけで、競合が極端に減り、自分というオリジナリティのある存在になる事が出来ます。ネットの検索ワードみたいなものですね。

普通の人を「へぇ〜」と言わせられる程度に優れていること

自分が何を目的にしているかで行動が変わってきます。例えば、自分の仕事が企業向けのプロカメラマンだった場合は、あらゆる要望や状況に対応出来なくてはいけないので、かなりハイレベルな能力が要求されます。

それとは別次元で、知り合いのホームページ用に良いカメラで撮影して欲しいくらいの要望であれば、一眼レフカメラを使いこなせられて見本画像風に仕上げる程度で対応が出来ます。
そこにアーティスト性や作家性など全く必要とされない。でも相手からは「すごい」「さすが」「上手いですね」と思ってもらうことはできる。プロからしたら「ヘタクソ」「全然ダメ」「二流」とか思っちゃうかもしれませんが目的が全く違うわけなのです。
能力一本勝負で生きていくには足りないですが、自分を構成する能力の一要素としては一眼レフカメラを使いこなせるだけでも十分な能力だと言えます。

自分に置き換えてみる

趣味はインテリア

僕の場合、ハマっていることは「インテリア」で、約15年前から好きな家具を集めだして、買ったり売ったり買ったり売ったりで、2年前に中古マンション購入+リノベして、1年前から毎日インスタをUPしたり、このブログを始めています。これは普通の人より詳しい趣味だなって事で、この趣味を利用して自分が選定した家具だけを取り扱うネットショップを立ち上げることに決めました。

能力はデザインや撮影

デザイナーの能力を利用してサイトデザインや写真撮影なども出来るので、自分が思ったイメージ通りに相手に伝えることが出来るメリットがあります。

僕の自宅が見本のイメージとして仮想ショールーム化して家具をネット販売する予定ですが、個人の事業なので欲をかかずに比較的安価に僕の自宅インテリアの雰囲気を再現出来るような家具屋さんです。薄い儲けとやりたい事とのバランスを見ながらね。

場所はネットコミュニティ

僕みたいな個人が活躍できる場所は限られています。その場所はもちろんネットです。一昔前はネットであってもかなりの能力や資金力が必要でしたが、現在はどんどん簡単に誰でもサイト構築や人とのつながりを持てるようになりました。ネットショップを軸に、人に知らせる(集客)にはSNSやブログを活用しようと考えています。

この場所をショールーム化しちゃう

まとめ

目的に応じて、このような複数の能力と自分の趣味ややりたい事と、それらを状況によってどこでどう使うかを見極めて成果に繋げている人達がオリジナリティのあるレアな存在の正体だったのです。
面白かったのが、オリジナリティのあるレアな方々は全員揃ってお金を中心に考えて生きている人が誰一人いなかったところです。人生を有意義に生きる最短距離を走っている人達でした。そして僕はその人たちが実践している事に感化され追いかけてみようと思ったという話です。
この記事は色々な人達と会い話して、ヒントを得たり、気づいたり、勉強したり、批判されたり、理解されなかったりしながら導き出した1つの答えです。理解できた人には有益な情報になって欲しい。シェア求む!
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

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