地震リスクの低い物件を探すアイデア
世界基準?!いや、日本基準でしょ!
不動産関係者や、評論家、TVのコメンテーターは、日本は新築信仰だの海外は100年のマンションを今でも使っているとか言ってますが、ここは日本というヤバい地帯という事実を置いて、家を買おうとしている人と話が噛み合う筈はありません。みんな不安だから、分からない中古住宅よりも、自宅を全て把握できる新築を選んでいるんだと思います。
リスクの低い場所を探そう!
オリジン弁当式マーケティング
関東ではお馴染み「オリジン弁当」ですが、ある都市伝説ような出店マーケティングがあるそうです。それは、出店時のマーケティングに力を入れている「セブン-イレブン」の近くに出店する※というもの。
セブン-イレブンがある場所は安全な商圏だということらしいのです。ちょっとセコい感じもしますが、上手くいけば儲けものかもしれません。
そこで私が思いついたのは、このオリジン弁当の戦略を家探しにも応用してみたら面白いんじゃないかと。
良い立地を見つけよう!
先の大地震の被害からもわかる通り、地震被害は地形や地盤によってその被害レベルが大きく異なることが分かりました。
これを踏まえた上で、私はマンション購入時にオリジン弁当式マーケティングを実践してみようと思いました。まずは地盤が良い、地震に強い、建造物は何か考えてみよう。
新幹線などの鉄道線路付近
自分が住みたい街で物件を探していたところ、東海道新幹線が走っている地域がありました。線路全てが安全とは言えないんですが、JR東海が地盤調査を行なっているので少なくとも危険な場所ではないと思われます。それと、新幹線は高速なので一般の電車よりも摩擦抵抗を抑えられた作りなっており、案外騒音が少なく、近所に住んでいてもほとんど気にならないのです。
地下鉄や地下高速道路付近
地盤や耐震に細心の注意が必要な地下公共施設。昨今、都市部では首都高速のような高架ではなく、地中深くに高速道路が建設されています。こちらも同じく地盤調査が行われています。その他にも地下高速の地上では、深くまで杭を打つ必要のある高層建築が建てることができませんので、新しく建つのも低層建築(一戸建住宅や5階程度のマンション)に限られる場合が多いようです。(高速道路事業者へ問い合わせ確認済み)
高い建物がないので震災時の危険性も軽減されるかもしれません。
まとめ
他にもたくさんの「良い地盤が必要とする建造物」があるはずです。物件探しの際はオリジン弁当式マーケティングを利用して探してみるのも手かもしれませんね。
新幹線は毎日通っていますが、けっこう静かです。 |