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「中古マンションvs中古一戸建」損をしないリノベーションを解説

 
  2017/12/20
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。
前回記事の通り建物の価値は20年で0円になるということなので、同じ中古のマンションと一戸建を比較してみたいと思います。
どちらもリノベーションが出来れば同じ条件のように思い購入も検討しましたが、フタを開けてみると、色々と違いがありました。

リノベーション物件に向いているのは?

中古マンションには構造や管理の履歴を記した書類がありリノベーションを行う場合は「事前に把握」しやすい。対して一戸建リノベは「開けてみないと分からない」という違いがあります。

中古マンションは工事前に内装のリノベーション計画を立て、解体後に多少の調整はあるものの、基本的に工事は計画通りに進行でき、当然費用も予定通りに収まります。解体後、もし建物に問題があった場合でも、マンションの管理費修繕費で対応してもらえる事がほどんどです。

それに対して、中古一戸建の場合は、事前情報が少なく内装を解体して見て初めて骨組みが見えてくるので、リノベーション計画が大きく変更する場合があり、もし問題が発覚した場合は工期が遅れてしまい、補強工事などの費用も全額負担になってしまいます。リノベーションするにはリスクが高いと言えます。

リノベーション費用面では?

マンションが「面」だとしたら一戸建は「箱」とイメージすると分かりやすいと思います。リノベーションをする場合、マンションは俯瞰から仕切るように間取りを決められますが、2階以上の一戸建は三次元的に空間を考えなくてはいけないのでイメージしづらく、同時に費用もかかってくるので、上級者向きというか、初めてやるリノベーションには向かないのかなという難易度だと思います。

賃貸に出すなら?

場所にもよりますが、賃貸ではマンションの方が貸しやすいとされています。
要因はサイズです。都市部のマンションの平均的な50〜70㎡程のサイズは夫婦世帯、または夫婦+子供1人のような世帯に「ちょうどいい広さ」なのです。

それ以上人数が増えると、賃貸住宅ではなくマイホームを購入する世帯。
一軒家の平均的サイズ40坪(約130㎡)となると、ちょうど「借りる世帯」には需要が重ならない広すぎるサイズなのです。

「資産価値」「安価」「計算しやすい」という3つの条件が揃う中古マンションのリノベーションですが、あくまで損得の話なので、一番いい方法は、「損得」+「感情」を考慮して「自分が納得できるか」「後悔しないか」だと思います。
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