フリーランスの仕事と依頼とお金と価値について考えてみた
こんにちわ。趣味を仕事に始めた崇島亮です。
僕には15年くらい前からの趣味が『デザイン』『インテリア』『カメラ』の3つがあります。
今ではどれも本業の一部となっているのですが、これを使ってフリーランスとしての活動を行っています。
今回は仕事の依頼を受けてみて分かったお金の価値と使い方について。
会社を辞めた次の日にいきなり仕事
お仕事は突然に!
ある日、Facebookダイレクトメールが届きました。
崇島さんの写真を拝見して、凄く素敵だったので、ホームページ用の写真を撮って頂けないでしょうか?
先日は美味しかったです☆
実はこの方のお店へ1度お邪魔したことがあり、挨拶程度ですがお会いしたこともありました。
が、しかしこの時、僕は一つの疑惑があった。。
もしかしたら、この人、僕を褒めちぎって撮影をタダで協力させようと企んでいるのでは!!!
そしてやり取りはつづく。
礼儀正しい感じで悪い印象はないのですが、これは仕事の依頼なのか?!タダ乗りなのか?!
さらにグイグイ来た!さて、どうしようか。。ウム、ここはハッキリさせておこう。
あれ!?
普通に仕事の依頼だった!!
そういうことでしたら全然大丈夫です!
魅力的な構図やレイアウトを考えて撮影、現像など全てしますよ!
あとは、どう集客するかなどの構想もあればそれに合わせた撮り方もあるかもしれません!(^_^)9
なんか急にテンション上がっちゃってやる気になっちゃいました。
でも、なんでピンポイントに僕に依頼してくれたんだろう。。
打ち合わせへ
まずは一度打ち合わせに伺いました。
ホームーページで使われる予定の写真のカット数や、撮影する内装のアングルや料理の構成やお皿の大きさなどなど、ロケハンみたいな感じです。
それで、最後に聞いてみました。
あと、カメラマンてたくさんいますが、なぜ僕に依頼しようと思ったんですか?
以前にFecebookでUPされていたインテリアの写真を見ました。この人ならお店の雰囲気に合った写真を撮ってくれると思ったんですよ。
▼見てもらっていたインテリアの写真がコチラ▼
これは、僕が取り扱っている家具(バーチェア)を購入して頂いた独身(をこじらせた貴族の)男性の自宅です。割引して販売する代わりに事例写真を撮らせて頂いた時のものです。
細かな事例もアウトプットしていると思いがけない何かに繫がるキッカケになるな〜と沁み沁み思いました。
そして本番当日
インテリアの撮影はよくやっているので抑える事は心得ているのですが、問題は料理の写真。
今回の依頼はレストランですから、美味しそうな写真を撮って、いかに料理の魅力を引き出す事が出来るか?というところが重要ですから、とりあえず数万単位のフォロワーを持つインスタグラマーを調べて徹底的に写真のポイントを分析してみました。
特に参考にしたアカウントはこの3つ。
utosh
料理写真に定番の俯瞰からのアングルでは光源がどの強さでどの方向から来ているかを参考にしました。
ya.takaco.ba
メニューが多い時の彩りとお皿サイズのバランスを参考にした。
riritantan
料理に合わせたアングルの使い方を参考。
料理を魅力的に撮るとき必要な要素を良いとこ取りして撮影する事にしました。
(クリエイターは簡単にやっているようで結構大変なんですよ!)
そして撮影した写真がコチラ
なかなか美味しそうに仕上がりました!
研究の成果が出たようです。
まとめ
今回のように、僕は撮影の仕事をして正規の報酬を受け取り、お店はホームーページや食べログなどに掲載して売上がUPして、実際に美味しいとの評判も高いのでご来店したお客さんにも有益。という関わる人達が皆ハッピーになれるように仕事をして行きたいと思っています。
僕は仕事をする上で決めている事があります。
仕事は受けるのではなく、自分で作り上げていく事。
今回なら、レストラン側に立ってみて誰のためにやって誰を喜ばせたいか?という所をオーナーさんと話しました。自分はただの外注カメラマンではなく、お店の事を考えて、料理の事を知って、どうすれば魅力的に表現できるか?伝わるのか?仕事の時は自分がオーナーになりきって仕事をするわけです。
自分が思っても見なかった流れでお仕事を頂きましたが、オーナーさんの気持ちや熱意を感じたから自分事として考えて何とかしてやろう!と思うもので、最初から『報酬を値切る事』や『丸投げで後よろしくの人』や『仕事を出してやっている』という感覚の人と本気の仕事はなかなか出来ないのではないでしょうか?
お金の使い方は物を買ったり、サービスを受けたりする事以外にも自分の本気度を見せるという使い方もあるのかと思うのです。
▼今回お仕事をさせて頂いたお店▼