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僕が「好きな事をした方が良い」と人に言い続ける理由

DIY?いや、FABでしょ!FabCafe Tokyoへいってみた

 
  2017/08/14
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。

一昔前は日曜大工と言われていたDIY。

その昔、昭和の時代に月〜土まで働いていた「父親」が唯一の休日に家族サービスとして棚を作ったり、犬小屋を作ったりと力仕事をして親父の尊厳を保っていたそうです。日曜大工はアナログ作業で1日仕事の力仕事でした。
時は流れ2016年…

自宅で簡単に使える電ノコ、ドリルドライバーやサンダーまで電動工具の流通も増え、男性でけでなく若い女性や主婦達までも簡単にDIYを出来るようになり、昨今ではお手軽になったDIYがブームになっているようです。


そのDIYよりもさらに進化したものがあるらしいのです。

それがFABです!

FabはFabrication(製造・組み立て)の略称で、どうやらDIYより複雑なものって感じなのでしょうか。。

そんなFABを実際に体験できるショップが渋谷にあります。
はたしてFABとは一体なんなのか?!

渋谷駅から道玄坂を上りきると、現れたのがオシャレなカフェ!
ここが今回ご紹介するFabCafeです。

メニューはコーヒー、紅茶の種類が多数あります。

水出しアイスコーヒーのような手間ひまがかかるものもあり、それなりに拘りも感じます。
サンドイッチ系の食事もあるようです。

中に入るとバーカウンターのような作り。

この時はお昼時でしたが、店内は男女問わず2〜30代のお客さんがメインで、1名〜4名くらいが多いようです。

奥の方へ行っても大きな窓があるので明るめな印象。

カフェスペースの一番奥には6面の液晶モニターが!

一番奥の席について、程なくお客さんの入店が増えてきました。

PCを開いて作業をする者、仕事のMTGを行う者、ブログ用の写真を撮る者(約1名)など何かのついでに飲食をしている人達がほとんどでした。

お昼休みだったからか、2時過ぎた頃にはお客さんは減り、空席も増えてきました。

DIY?いや、FABでしょ!

冒頭に触れていたFabの真相に迫っていこうと思います。

広い意味ではDIY(Do it yourself:自分で行う)なのですが、3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル機材などを使用し、より精密な事ができます。こここFabCafeでは、そのような機材が用意されていて気軽に利用できるというのです!

カフェにおもむろに置かれた3Dプリンタ。

ここで作られた小物やアクセサリーの見本もありました。

で、一階のカフェスペースでは触り程度で、2階にFabスペースMTRLがあるとの事。
1日2,000円、1ヶ月だと20,000円で利用できるようです。利用時1階のカフェ料金が40%OFFになる特典も。

MTRLとは

MTRLは、ユニークな「素材」と、3Dプリンターやレーザーカッターといったデジタルファブリケーションマシンをを常設するコワーキングスペースです。2015年12月に京都の五条、東京の渋谷の2拠点にオープンしました。MTRLは、素材と新しいテクノロジー、新しいクリエイティブをつなげる場であり、そしてクリエイターやアカデミック、企業がコラボレーションし、新しい潮流を生み出していく場として活動しています。

こんな感じです!
映像の最後がシルクスクリーンって!アナログ!!

店員さんに聞いてみたら、

見学ができるみたいなので早速2階へGo!

いったん外へ出て、同じ建物の左側の入り口から。

入り口を入ってすぐにあるこちらの階段から。
10:00-22:00までやってるみたい。

登りきると何やら面白そうな雰囲気が。

早速中へ!

大型モニターに机とイスが並んでいます。

モニターを使ってのMTGなんかもできます(^o^)

こちらは業務用の刺繍ミシン。
販売価格は100万円以上!

個人で購入するにはハードルの高い機材!
FabCafeならこのような機材がリーズナブルに使えます。

製図用の机。

私の好きなデザイナー「フリソクラマー」のものでは!
機能というか見た目がカッコ良い!

こちらは窓側の席のお客さんが3Dプリンタを使用中。
エッフェル塔量産中!?


軍手から電子顕微鏡まで揃う豊富なラインナップ。
広い作業台で思いのまま!

大型プリンター「HP DesignJet T520」
25万円ほどする大判プリンターも利用できます。

おそらくボトルキープみたいにしているっぽい。
ここに個人の製作中のものを置いて、続きはまたここへ来る感じなのかな。

なんか半立体の被り物。
まあ、いろんなことができるようだが、これは一体。。。

まとめ

とまあ、DIYが個人の趣味だとしたら、FabCafeは趣味というより、商品化のためのサンプル作ったり、コワーキングスペースのように仕事として使われることも多いんだとか。

東京や大阪の下町には町工場がたくさんあり、その技術は世界トップクラス。しかし、大企業の多くは生産数が多く、もう日本では採算が取れないので人件費の安い近隣国に工場を構えたりと効率化を図ってきました。その余波で日本の工場は仕事がどんどん縮小してきていました。
が、ここ5年ほどで、スマホが普及し自ら発信できるネットワーク環境が整い、個人のアイデアを具現化し商品やサービスを作ることが可能になってきました。
最近、そんなモノづくりをしている個人に対応する町工場が少しづつ出てきました。
個人の夢を叶える環境がどんどん加速しているのです。
FabCafeはその「夢」のスタート地点なのかもしれません。
今度何か作ってみようかなー。

飲食こだわり度:★★★☆☆
くつろぎ度:★★★★☆
オシャレカフェ度:★★★★☆
価格(高-安):★★☆☆☆
コワーキング度:★★★★★
クリエーター度:★★★★★

FabCafe
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目1−22−7 道玄坂ピア
tel:03-6416-9190
open:10:00~22:00
HP:fabcafe.com
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