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「持家vs賃貸」この不毛な議論に答えをだす!

 
  2017/08/14
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『趣味を仕事に』をテーマに活動中のフリーランスアートディレクター。趣味のインテリア、デザイン、カメラマンをメインに自分の『価値』を使って仕事をしています。このブログでは未来の働き方を考えて、如何にして好きなことだけで生きるための方法や自分の仕事のこと、日々思うことを書いています。
「持家か賃貸か」常に平行線をゆくこの議論に、1つの答えを見つけました。
今までは、それぞれにメリット・デメリットがあり結局比べても意味がない、という結論に達していたはずです。

がしかし!

年齢も30歳を超えた頃からほとんどの人が考え始める大事なことです。買ったほうがいいのか、このまま賃貸がいいのか、そろそろ答えをだそうじゃありませんか!

まずは住まいのパターンを出してみる

【持家】
・新築一戸建て
・中古一戸建て
・新築マンション
・中古マンション

【賃貸】
・賃貸アパート/マンション(2年更新)
・賃貸アパート/マンション(定期借家)
・賃貸一戸建て(2年更新)
・賃貸一戸建て(定期借家)

あと何かあったっけ?
まあ普通はだいたいこんな感じです。

メリット・デメリットは?

【持家】

メリット
・リフォーム、リノベーションが自由にできる
・賃貸よりも月々の支払いが安い
・売買ができる
・貸すことができる
デメリット

・税金がかかる
・老後広さを持て余す
・一定額を支払い続ける
・ご近所トラブルが不安
【賃貸】
メリット
・仕事の都合などに合わせて住替えできる
・家をメンテナンスする必要がない

デメリット
・更新料が発生する
・内装の自由度が低い

持家派と賃貸派の議論

(持)持家は賃貸よりも安いよ。

(賃)それよりもライフスタイルに合わせて住替えできる賃貸の方が良いよ。

(持)賃貸は消費行動だよ。

(賃)持家の場合メンテナンス費用や税金がかかるじゃん。

(持)賃貸には何の意味もない更新料があるじゃん。家は資産だから貸せるし売れるよ。

(賃)土地以外は価値が無くなるよ。

(持・賃)…

こんな経験ありませんか?
それぞれこんな感じで、一歩も引かないんだよね(^_^;)

結局、平行線じゃん!

やっぱりメリット・デメリットを出しても平行線でしたね。こういった客観的な情報を持ち寄って議論をするから平行線になるワケです。今までは、このように平行線であやふやなまま話は終わっていました。

では、どうすれば?

議論をしてはいけない!

正解を出そうとすると持家と賃貸を「比較」してしまいます。比較は客観的なデータの優劣を決めることなので、それぞれに別々のメリット・デメリットがある場合には比較する意味がなくなってしまうのです。だから持家vs賃貸の議論をしてはいけないというわけです。

価値を見極める!

このように持家と賃貸には「優劣」はありませんが、「価値」には実は大きな違いが出てきます。これは「値段」という意味の市場価値ではなく、自分の「ベネフィット」の価値のことです。

どういうことかと言うと、例えば、「犬と猫」や「野球とサッカー」どっちが優れているか優劣は決められませんが、どっちが好きかは自分で決める事ができます。好きなほう、必要なほう、自分次第で「価値」は変動するのです。持家と賃貸で悩んでいる人は「好き」を決められない状態に陥っている人なのです。

主観的になる!

物を選択する時、ついついやってしまいがちなスペックや値段など「情報」を見るという行為。これは好き嫌いとは関係のない客観的価値なので、この方法では自分にとっての正しい「価値」基準として間違っています。

本当の価値は、好きか嫌いか、必要か不要かということなので主観的なものです。容姿に関することだとすごく分かりやすいです。「有名ブランドの洋服が安く買える」や「カリスマ美容師に安くカットしてもらえる」としても似合わなかったら価値は低いです。
これと同じように自分次第で持家と賃貸でも、主観的な目線で見れたらどちらに価値があるか決められるはずです。

一番危険な「なんとなく」

主観的に決めるときのポイントはなぜ好きかを明確にすることです。「周りの友人が新築マンションなのでそっちの方が良いのかも」とか、「実家と同じ一戸建てが良い気がする」とか、「中古マンションはなんか違う気がする」など、なんとなくという不明確で感覚的な好きで決めると必ず損をします。少なくともベストな回答ではありません。家の形態自体の好き嫌いではなく、自分のライフスタイルを考えて決める事が必要です。

こういう人、結構多いです。
食べ物など身近な物を選ぶときは好き嫌いはハッキリしているのに、
人生で一番高価な買い物は「なんとなく」なんておかしいよ!

ライフスタイルで主観的に決める!

自分は何が「好き」なのか純粋に考えてみましょう。それが自分だけの「価値」です!
「価値」を中心に置いて、「条件」を満たす方法を決めていければ良いはずです。

大切なのは「価値」と「条件」のバランス

例として、AさんとBさんという人物がいたとします。
【Aさんプロフィール】
アパレルメーカー会社員/35才男/共働き/妻と0歳の子供と3人暮らし/東京都世田谷区在住/40平米2DK/賃貸マンション/家賃12万円/世帯年収500万/貯蓄400万/趣味 インテリア、植物を育てること

状況
子供が生まれ、2人暮らしだった賃貸マンションでは手狭になってきたので、今よりも広い家へ引っ越しを考えています。経済的な理由で家賃は今より上げることはしたくない。仕事場は二人とも渋谷駅だが、神奈川にある実家にも帰りやすい場所を考えている。

Aさんの「価値」と「条件」は?
50〜60平米ほど必要→条件
渋谷駅まで電車で1本の駅→条件
オシャレなインテリア→価値
植物が育つ陽当たり→価値
こう見るとAさんにとって一番ベストなのは、「中古マンション+リノベーション」です。
主要駅から1本の沿線(極端な郊外でない限り)は既に発展している場合がほとんどで、空いている土地は少なく新築しやすい立地ではありません。既に建っている中古マンションを選んでリノベーションすれば、Aさんの条件と価値を満たすことが出来るからです。
【Bさんプロフィール】
不動産関係会社員/40才男/専業主婦の妻と11歳と6才の子供と4人暮らし/家賃14万円/東京都足立区在住/55平米2LDK/賃貸マンション/世帯年収600万/貯蓄700万/趣味 野球観戦、アウトドア

状況
もうすぐ子供がそれぞれ中学生と小学生に上がるので、子供部屋が必要になってきた。勤めている会社は足立区の本社と埼玉県川口市の支社があり行き来することが多い。妻はキレイ好きで、特にキッチンにはこだわりたく思っている。趣味の野球はシーズン中、月に一度スタジアム観戦もしている。家族や友人達とキャンプするのが休日の楽しみ。
Bさんの「価値」と「条件」は?
70平米ほどで3LDKは欲しい→条件
本社と支社に行きやすい場所→条件
キッチンにこだわる→価値
アウトドア用品をおけるスペース→価値
Bさんのベストは、「新築一戸建て」「中古マンション+リノベーション」です。
「キッチンにこだわる」、「趣味のスペース」を実現するには、新築の注文住宅かリノベーションのどちらかになりますが、広さと場所が必要な「土地」を見つけるのは難しいので、条件を満たす「中古マンション」も同時に探すのが良い方法だと思われます。
上記例のように自分に当てはめてみると結論が出るはずです。

ところで、賃貸がベストな人とは?

まずは一人暮らし
状況が変わりやすい人。特に20代の若者世代です。
とにかく都心に住みたい人
夜中に行動する事が多い人や、朝が弱く仕事場の近く
に住みたい人。家は寝るところという人。
家に価値を持たない人
どこに住んでも一緒だから、わざわざ時間とお金をかける価値が無いと思っている人。
独立を考えている人
安定収入が無いので借金はリスクになる。
賃貸でも持家でも毎月の出費は同じようにありますが精神的な負担が少ない賃貸を選択する。

ちなみに私は…

リビングの様子

自分の「条件」は、広さ「50㎡程度」で、駅から「徒歩10分以内」で、仕事場の渋谷から「1本の沿線」で、「月々10万円以内」でした。条件的には賃貸でも良かったんですが、自分の好きなインテリアにするには、壁、床、天井などを家具に合うようにしたかったので、その「価値」の事を考えたら「中古マンション+リノベーション」しかありませんでした。色々調べて、今は月々8万円程度で済んでいます。これが経済的にかなり助かってますね。

まとめ

持家か賃貸かを考える時に、実は「条件」で決めている人がほとんどです。だから、新築一戸建ても、新築マンションも、中古マンションも、リノベーションも選択肢が増えて決めれなくなっています。自分の好きという明確な「価値」を見つければ、意外と簡単に答えが見つかるはずです!そして、その答えにこそ最高の生活が待っているはずです!

追記

最近リノベーションに関してのご質問が多いので、特に多かった質問を解答します。

「どこの会社でリノベーションをしたのですか?」
A.「リノべる」です。

「リノベーションしたい場合、まずどうすればいいのですか?」
A.最初は比較するため、気になる会社の資料請求をすることです。
無料で送ってもらえるのでオススメ!

「セミナーやイベントには参加されましたか?」
A.しました。リノベーションを詳しく教えてもらえます。
検討されている方は、必ず行った方が良いです!
実際のお客さんの施工事例を見学させてもらえたりします。

「リノべる」は、そこそこオススメなのですが、会社によって個性があると思いますので、選択肢の1つとして見ておくと良いかなと思います。

【オススメのリノベ会社紹介】

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それぞれキャッチフレーズがあって面白いですね。

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